わたしが一番辛かったこと
わたしがこの観術に出会うまでに一番辛かったことといえば、自分の人生になんら方向性みたいなものがなかったことですね
今まで数かずの仕事を転々としてきましたが
そこでの人間関係や職場での会話など、ハッキリ言ってなんの方向性もビジョンもないし、あったとしても自分にも繋がらない、本当、興味のないものばかりだったんですよね。だから、人とコミュニケーションとるのが面倒でつまらなくて、方向性も目的もない、ただ愚痴を言い合うだけの主体性もない、ただの人の評判だけの会話に飽き飽きしていたんですよね。
とにかく、なにか、こうしていくとか、自分と繋がらない興味の湧かないコミュニケーションで。
自分の人生の方向性もないから、話したいことも特にないし、なんか本当にスッカスカのコミュニケーションしかしてこなかった。
自分はなんのために生まれてきたのか?
なにをやろうとしているのか?
そもそも目的らしいものも、なにもない人生って本当、地獄ですよね。
経験あるから分かるんです。その辛さが。
だから自分に価値を感じることが出来なくて人との関わりも避けるようになるし、それでまた自己嫌悪が始まって、どんどんどんどん色んなものに興味がなくなっていく。
でもある日変わるんですよね。観術と出会ってから。自分と関係のないものなんかひとつもないんだということが、肌感覚で分かってくる。
今まで自分はこの世界には必要ない存在だと思ってたけど、ずっとこの世界と繋がり続けてたんだっていうことが分かってくる。
すべてが自分事にだんだんとなってくるんですよね。
今まで自分のことだけで頭いっぱいだったのが歴史だとか時代だとか宇宙だとか今まであんまり関心のなかったことが全部自分事として捉えられるようになってくる。
あー、わたしもこの宇宙の一部だったんだーって
そんな気づきがこの観術をやっていて一番大きな気づきでしたね