自分の人生どうすればいいかよく分からなくなってしまった人へ

自分だけで自分の人生を決めようとしてもかなり難しいです。人類全体の方向性が分かると自ずと個人の方向性も見えてきます。

永遠に終わらない知

知るということは永遠に終わることがない
何かを知ったと思った瞬間
また別の何かを知りたくなる
永遠に終わらない知
永遠に終わらない問い
わたしたちは何かを明確に知ることはできない
無知の完全性
人間は明確に知ったと思った時から
知の不完全性にはまり込む
無意識に自分が絶対だと思い込む

人間は何かを知ったと思った瞬間から
人をジャッジする

自らの不完全な知を基準にして
人をジャッジする

自分の知が不完全だということも知らずに
人をジャッジする

不完全な知
不完全な基準点

ひとりの人間が絶対的に正しくなることは一生ない。あなたの知が永遠に完成しないのと一緒で

わたしたちは無意識で自分の判断基準が
絶対的に正しいと思ってしまう

永遠に知が完成することはない
永遠に未完成
故に終わりなき旅をする

どうせならつまらないことを知るより
もっとワクワクするようなことを知りたい
もっともっといままで思いもよらなかった
新たなる未知に出会いたい
知らないということがどれだけの可能性を秘めているのか計り知れない

未知なる自分に出会いたい
未知なる愛に出会いたい

何かを「知った」と思った時
あなたの知が完成したと思った時
あなたは知の罠にハマりこんでしまう

自分の知を人に押し付けるか
人の知に自分を合わせるのか
それともお互いの知を融合して全く新しい
知を誕生させるのか

わたしたちは永遠に
男がなんなのか知ることができない
女がなんなのかを知ることができない
人間がなんなのか知ることができない
宇宙がなんなのか知ることができない
永遠に終わらない知のなかに生き続ける
永遠に終わらない問いのなかに生き続ける
問いを発見することはわたしたちそのもの
さらにさらに心が躍るような問いを発見し続ける

知ったら終わってしまう
でも人間は何かを完璧に知ろうとする
だけど永遠に何かを知りきることなんてできない故に永遠に知り続けることができる

何かを知りきることができないのなら
自由に好きなように解釈すればよい
これが認識
認識できるものしか現実には現れない

戻るところはいつだって無知
戻るところがあるから安心して旅に出れる

問いを探す旅
自らを探す旅
問いは自らを知る手段